C6 (1)細胞の構造と機能
まずC6 生命現象の基礎の(1)細胞の構造と機能からやっていきます。
興味がある範囲からやっているので順番バラバラです汗
1 細胞膜
細胞膜は脂質二重層という構造を持っています。
これはリン脂質が主成分で構成されています。
リン脂質は親水性(リン酸等)と疎水性(炭化水素)からなります。
動物界に最も多いリン脂質はホスファチジルコリンというものです。
別名レシチンとも呼ばれています。
他のリン脂質としてセファリンと呼ばれるホスファチジルエタノールアミンもあります。
ホスファチジルセリンは神経のミエリンに多く含まれています。
ホスファチジルイノシトールはそのリン酸化体がホスホリパーゼCの作用を受け、
細胞内のシグナル伝達におけるセカンドメッセンジャー(ジアシルグリセロール【DG】とイノシトール1.4.5-3リン酸【IP3】)を産生します。
上記のリン脂質はグリセロリン脂質に分類されます。
他のリン脂質として、ミトコンドリア内膜に局在するカルジオリピンがあります。
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リン脂質の分類なのですが、
グリセロリン脂質、グリセロ糖脂質、スフィンゴリン脂質、スフィンゴ糖脂質という4つに大きく分類されます。
グリセロリン脂質は先ほど述べたもの、
スフィンゴリン脂質は主にスフィンゴミエリンです。
糖脂質は文字通り名称のなかに「グリコ」や「ガラク」、「グラコ」などが入ります。
グリセロ糖脂質は〜ロールで終わる傾向があり。
スフィンゴ糖脂質は〜ドで終わる傾向があります。
続く…